こんにちは☺NPO法人TOTOS北九州の土居です!
大阪市からつい先ほど船で北九州に帰ってきました。
6月をシメるには少し早いですが
多分今月はこれだなって思うのでブログを更新しました！
今週は月曜日から昨日まで
姫路～神戸～尼崎～大阪市～奈良経由の京都迄
なんと、4府県をめぐるバドミントン旅に出ていました。
期間中は
パーソナルレッスンを受けたり
初心者スクールに参加したり
更に
急遽全日本実業団に出場するなど
バドミントンが中心の旅・・・
全日本実業団では2大会連続の本戦出場！
少しずつでも年々、勝ち上がるようになってきてるのは大きいですね。
だけどバドミントンのみならず
しっかりその土地土地の美味しいものや文化に触れて
色々とお腹いっぱいで大満足の1週間になりました。
いつもは節制した食生活をしている自分ですが
関西地方の食べ物のおいしさにどんどん食欲が膨らんでしまって・・・
体重計に乗るのがホントに怖いくらいです(笑)
それくらい大満喫だったということで、
その分学ぶことも沢山ありました。
沢山の学び、一言でまとめて言うならば・・・
【自分のバドミントンに対する想いがわかった】
ということです。
バドミントンを軸にした旅になると
その土地土地で出会う方々を求めて
一般的な観光では体験できないような場所に行ったり、
またはその出会いによって貴重な経験ができることが魅力の一つです。
今回の旅でも、各地で様々なステキな出会いと楽しいバドミントンの景色がありました。
その中で
旅前に持っていた自分の考えが入り交じり
新たな発想や学びが生まれてくるのです。
突然ですが・・・
土居の職業はバドミントン。
主な業務はコーチです。
↑と言うと対外的にはどんなイメージを持つのでしょうか？
これまでこんな感じで自分を紹介する場面があった時に
【選手を強化してオリンピック選手が生まれたらいいですね】
みたいなことを言われたことが多々ありました。
【コーチ＝選手を強化する人】
こんなイメージを持っている人が結構多いんだろうな、と思うけれど
コーチ業って、よく考えていくと幅広いなと思います。
また
【好きなことを仕事にできるってイイですね】
というお言葉も頂きます。
確かにバドミントンは好きですが
バドミントンの中には得意不得意があるし(ダブルスをプレーするのはホントにダメです😿)
バドミントンの仕事の中で苦手なこと、できればやりたくないことはやっぱりあります。
自分は先月のブログで
選手を強化するチームのコーチ等は不向き、的なことを記しましたが
それでも、そういったジャンルにも向き合ってやらなきゃいけないかな、なんて思ってました。
でも、
この旅で悟ったことは、ムリにやらなくていい。
そして自分のやりたいジャンルをもっと突き抜けてやっていこう！
という火が心に灯りました。
自分がやりたいこととは、何かといえば、
歴史がそれを教えてくれました。
TOTOS北九州の古株事業といえば初心者スクール。全10会場でやってますが
一番最初に始めた会場は
一般は10年目、
Jrは13年目。
ぜんぜんまだ最近のことのように思えるけど
もうこんなに歴史を刻んできました。
これだけ長く続いている、その背景には
やっぱりこの初心者スクールが大好きだからだと思います。
13年前といえば30歳くらい。
今思えばあの頃は競技志向のコーチだったと思います。
言葉が悪いですが選手を勝たせてコーチとしてのポジションをもっと上げていきたい、
その位のノリでやっていたように思えます。
韓国バドミントン留学時の流れ(かなり厳しい指導でした)もあったため
結構厳しめに指導していたこともありましたね。
そんな中で
当時、コーチをしていたガチなJrチームの下部組織として
Jr初心者スクールを作ったのがそもそものきっかけ。
【初心者スクールを作ってそこからガチチームに繋げよう】
当初はガチチームのために作った初心者スクール、だったのですが
そこから、初心者専門のJrスクールは需要があること、
手軽にバドミントンを始めたい人がたくさんいることに気が付き
TOTOSでどんどん初心者スクールを中心に事業を展開していった中で
その環境に心がいつの間にか移ろいでいきました。
体験に来た子供たちが
始めてシャトルを打ち返す一生懸命な姿
当たらなかった球が当たるようになったりとか
シャトルが遠くに飛ぶようになった時の
嬉しそうな姿
大人の方々、
大盛り上がりでシャトルを追いかけゲームする姿
休憩中に仲良くコミュニケーションを図っている姿
数え上げればきりがないくらい
初心者スクールにはステキな光景があふれています。
そんな日々のスクールでの光景は自分にとって
選手一人が試合で勝ち上がること以上に魅力的で
いつしか
【バドミントンの楽しさを広めたい】
というスタンスのコーチに切り替わっていました。
ちょっと話は飛びますが・・・
先日、日本障がい者連盟の方とお話ししたときに
【強化から普及の方に担当が変わりました】
みたいなことを言われてたのですが
そうか、普及と強化の2ジャンル、コーチスタイルがあるとするならば
自分のコーチジャンルは、間違いなく【普及】ですね！
ということでこれから自分を紹介する機会があるならば・・・
自分は職業バドミントンで
主な仕事はコーチ業をやってます。
コーチジャンルは普及。初心者初級者の方を対象にバドミントンの楽しさを共有しています。
これからもどんどん沢山の方にその思いを届けたいと思っています。
↑
特にコーチのジャンル。
こういったことをこれからは対外的にも伝わるようにしていけたら
わかりやすくていいかなって思います。
またこういうスタンスは自分の選手活動にも繋がっていきます。
6/11今年初の大会出場は車いすで☺
この試合は本当に激戦でしたが
わずか1点差で敗退しました。
【でも楽しかった!】
という素のコメントも動画に残してるのでよかったら見てみてください。
この時の対戦相手・西さんも
試合中やインターバル中に
【ドイさん、楽しいですね】
って何度も言ってきました(笑)
パラバドミントン、の車いす。
これまで【競技の魅力は？】と聞かれてもよくわからなかったのですが
この試合を通して、よくわかりました。
自分にとってこの競技の魅力は
【駆け引き】
です（笑）
車いすに乗って、だからこそ味わえる
どうやってラリーを優位にもっていくかの駆け引き。
ラリーが沢山つながるほど面白さが際立つ。
いやホント楽しかったです。
で、これが自分の選手活動の全てだなと思いました。
これまで各目標大会において【結果目標】を設定していたのですが
ふと
【それによって得られる対価は？】
という質問を自分に投げかけたときに
答えに詰まるものがありました。
例えば・・・
目標：全日本シニアで16強に入る(前回32迄いったので)
Ｑ；それに対する対価は？
Ａ：シード権獲得・周囲からの称賛・自己満足
この対価は無理やり考えてみたものなので
本心はというと・・・？なところがあります。
この対価を見ると
勝敗や結果はどうあれ
自分が楽しいと感じるプレーができて
その日1日のシメが幸せな気持ちになれるならそっちのほうがいい。
周囲からたまに言われます。
【ドイさんは何でモチベーションがブレないのですか？】
確かに若いころに比べて
モチベーションが低くて
【今日は練習休み！】
なんてことは少なくなりました。
それは多分、コツコツ型の元々の性格と
毎週自分がやることを決めて計画立ててそれを実行するだけ(やらない選択肢は作らない)にしているのと
大会を目指して頑張ってるというよりも
日々の成長？にフォーカスして(今日はこれができたとか)練習に取り組んでいることとかだと思います。
だったら別に必要ないかも、
ということで今年の主要大会に対しての結果目標は
【敢えて】設定せずに臨んでみることにしました。
さて、どうなるでしょうね笑
またそのお話はご報告させて頂きます。
なんか
こうやって書いてて気づく。
やっぱり自分はコーチにしてもプレーヤーにしてもバドミントンに対して【過程】を大事に生きていきたいね、ということ。
これがこの旅を通して学んだ自分のバドミントンに対する想いでした。
それにしても久々の旅はホント楽しかったです。
そして少しずつ人の往来も復活しているようなので
以前のような国内＆海外にも少しずつ目を向けていきたいですね。
これまでご縁があった
鹿児島県の離島・与論島＆喜界島とのバドミントン交流活動を定期化できたらいいなって思って
名付けて【ＧＯ to アイランド(笑)】
TOTOSから与論島＆喜界島へ人流を促し、
南国離島ならではの旅＆バドミントンを会員さんに満喫してもらえたらいいなって思ってたり。
国外では
今年中に韓国に行って交流活動復活の兆しをつかみたい。
更に韓国経由のパラオ行きも！
話が途中で終わってるパラオでの普及活動。
現地に持っていくつもりだったシューズ50足はまだ倉庫に眠ったまま😿
普及のもう一つの側面でもある
【交流】
これも自分に大切なワードの一つですね。
旅を通してこれからも沢山の方々と交流して
そして旅先で宿題を残すことでまた行きたいと思え、更に会いたい人が全国に居る幸せ。
今回の旅はホントに幸せ旅になりました。
旅で学んだことは自分のことだけでなく
もちろんTOTOSの事業にとっても学んだことが沢山。
ここでは書き綴らず
来週からの練習会場で会員さんへのお土産として
取り組んでもらえたらと思っていることばかりです。
楽しみにしていてくださいね☺
ということで6月の土居ブログ
最後までお読み頂きありがとうございました!
