オジサンと小学生の異色ペア・・・土居&近藤!
今月の1枚は実業団チーム中村部長が撮ってくださいました。
この話は後程ということで、まずは
今日の年齢別大会
年間目標大会の1つです。
昨日のシングルスは出張TOTOSの為にエントリーできず。
そして今日のダブルスは昨年から一歩後退の3位は残念な結果・・・
だけど
それ以上に成果だったと思えるのは
毎回この大会で当たる後輩ペアと、毎回圧倒的に負けていたのに今年はイケる流れになりました。
ファイナルまでの3ゲームどれも僅差の試合、確実にレベルアップしている自分を感じることができ、さらに矢野先生とのペアリングも前回よりもよくなってました。
勝っていたら万々歳だったのですが、それは来年の課題ということで。
来年は30代としては最後の年になります。
何としても後輩に一矢報いたい。
39歳になった9月。
新たな決意を胸に
9月の土居を振り返ります。
【大会成績】
9/9ダッチペイント団体戦
4部決勝トーナメント初戦敗退:土居 石崎 近藤
9/30北九州市年齢別大会
30代男子複3位:土居・矢野
【練習実施日】
9/2 9/3 9/6 9/9 9/10 9/13 9/15 9/17 9/20 9/23 9/24 9/27
「土居さんってきっとプレー中に足が使えていないですね」
9月はこの言葉から始まりました。
えっ
意味がわからない・・・足が使えていないって?
多分同じ年代の中ではコート内では動ける方だと自負していただけに以外な言葉。
整骨院の院長に言われたこの言葉
真意は【骨盤】でした。
今までもちょくちょく整骨院で【姿勢が良くない】って指摘されていたのですがあんまり気にとめていなかったのです。
まぁ、バドミントンにはそんなに大きく支障はないでしょうって。
だけど、今回のこの【プレー中に足が使えていない】ってなると気になってきます。
さらに院長は
【土居さんって足から疲労がやってきて試合数こなせないのではないでしょうか?】
・・・おっしゃる通り。
8月の県社会人ではたった3試合、いや2試合目から既に足がつるのをごまかしながら試合をしていました。
【勝ち続けるために】
県社会人を終えてからの課題の一つでした。
それがこれ(骨盤)に繋がりました。
どういう事かというと
【骨盤が後ろ→腰に負担→お尻から裏モモにかけて筋力が低下→コート内で長時間動けない】
さらに自分でも発見したことは
【骨盤が後ろ→ネット前手打ち→精度悪い】
【骨盤が後ろ→足に力が乗らない→最初の動き出しが遅い】
冒頭の写真を見てみても
少し腰が後ろ気味なのが確認できると思います。
院長からは土居にとって効果的なトレーニングを教えてくださって
9月からそれを週に3回やっています。
結構ハードなトレーニングですが
おかげでお尻から裏モモにかけて少し大きくなったかな?って感覚と
なんと体脂肪が2%落ちました。
それとプレー中の骨盤の動きを考えるようになりました。
自分のプレー。
ネット前や構える時はどうだろうか。
骨盤が入っているときの方がネット前の精度が良いし、動きも早くなるな。
構えからの動きだしも気持ち早くなった気がする。
さらに
周囲の人たちのプレーやネット動画も骨盤中心に観察してみるようにしました。
そしたらやっぱり上手な人は姿勢がいいですね。
特にネット前は顕著だと思います。
そっか・・・
これからは姿勢美人?にならなきゃだね。
・・・まったく
バドミントンのおかげで
タバコをやめて
ランニングや筋トレを定期的にやって
毎週羊肉を食べて
さらに姿勢か。
何だかバドミントン、レベルアップを考えれば考えるほど
どんどん健康体になっていってますね(笑)
こうやって9月の土居は
自分自身の新たなモットーが生まれた月になりました。
【姿勢を正して】
これは自分自身のプレーだけでなく
指導する立場の自分にも言える9月でした。
8月11日に出場した市民体育祭では自分だからこそできる指導スタイルを垣間見ることができました。
8月26日に同行した小学生の県大会では、数年前に別のジュニアクラブのスタッフとして同行した時のことを思い出しました。
あの頃、【ジュニアを本格的にやるならこうやりたいよね】ってビジョンがありました。
それを少し見失っていた所、反省しました。
だからこそ
【姿勢を正して】
10月からTOTOSは練習体系を少しリニューアルする運びとなりました。
特にユースJr(小中学生)は週に最大4日の練習ができるようになり、これまでより若干練習量が増加します。
だけどリニューアルするのは体系よりも練習内容の方が大きいです。
小中学生がまとまって練習に取り組む機会が生まれたことで
この年代の時にやっておきたい練習を色々と実施することができるようになりました。
すでに9月から試験的にはじめた数々の練習は
以前よりもいい雰囲気で取り組んでいると思います。
【何の練習ですか?】
って?
それはTOTOS的企業秘密・・・なんて言うほどビッグなことではないです(笑)
なんていうか
ハード面なコート内練習ではなく
メンタルトレーニングだったり
コンディション作りだったり
土居がプレーヤーとして悩んだ時に実践してきてよかった練習がほとんどですが
プレーをする根っこになる部分を育んでいきたいなって思って、あれこれやってもらってます。
こうやって練習内容を少しリニューアルしていき出して気が付くこと。
想定外の事だったのですが
元々週1日のスクールから始めたメンバーばかりということもあって
バドミントン中心というよりも勉強や他の習い事も積極的に取り組んでいる子供達が多く
そのおかげなのか、どうかはわかりませんが
みんな頭いいし、発想も柔軟だし、考えを持っているし
少なくとも小学校時代の私なんか足元にも及びません(笑)
また
土居というキャラクターを生かした指導をするには?を考えていくと
・プレーヤー目線からのアドバイスを
・一緒にコートに入ってプレーしよう
この二つの実践も始めました。
それが
9月9日に出場したダッチペイント団体戦。
土居と実業団中村部長、さらにユース大学生高倉さんをはじめとした小中学生メンバーがシャッフルして出場したこの大会。
メンバー編成は中学生と高倉さんにお任せした結果
土居は小学生女子の石崎さんと近藤さんとチームになりました。
冒頭の写真はその時の試合風景です。
指導者と小学生選手2人。
【指導者です】
って名札付けてるわけではないから、見方を変えれば
【オジサンと小学生女子2人】
こんなメンバー編成で出てくるチームってあるものなんですかね(笑)
改めて見ると笑えるチームですがきっと試行錯誤でチーム編成をしてくれた事だと思います。
でも悪ノリ感はありますね(笑)
こういうノリ
嫌いじゃないですよ(笑)
TOTOS実業団から脈々と受け継がれてゆく圧倒的伝統・・・悪ノリ。
なんて(笑)
石崎さんと近藤さんにとっては土居と一緒に大会に出たこと、貴重な体験になってもらえたら幸いです。
土居にとっても
バドミントン人生、思い出の1ページになりました。
こうして9月は
【姿勢を正して】
バドミントンを取り組む月になっていきました。
【10月の大会予定】
10/7北九州市混合ダブルス大会
100歳代の部:土居・吉良山
恒例の混合ダブルス100歳代に今年も吉良山さんとチャレンジです。
9月は小学生と団体戦にエントリー。
10月は人生の先輩とも言えるレディースのお方とミックスダブルスにエントリー。
先日、初心者コースの方から
【土居先生はシングルス専門ですよね?】
って質問されました。
確かに以前はそう思っていたフシがありましたし、ダブルスは面白くないかな・・・なんて思っていた時もありました。
でも、今はどうでしょうか。
シングルスは全国を目指す種目としてもちろん自分の中では念頭に置いておりますが
ダブルス・ミックス・トリプルス
色々と出場するようになりました。
そのペアも様々で
年代は全く問わずだしレベルも色々な方と出てます。
さらに一人旅では海外や国内離島地域の方とダブルスの試合を楽しんでいることなんてザラです。
バドミントンの楽しみ方
シングルスだけではもったいないですよね。
種目も色々
やり方も色々あると楽しさの幅が広がります。
そういえば車いすも今年から出場し始めました。
【バドミントンで色々な景色を見よう】
これはずっと心に留めている想いです。
TOTOSのユースJrメンバー。
今は固定で毎回同じメンバーでダブルスに出場しております。
それはそれでメリットもあるし
目指す大会に向かって頑張ってもらえたらとも思いますが
色々な方とペアを組むことも同じくらい大切なので
少しずつそういった取り組みも実践していけたらいいですね。
色々な方とペアを組んでいくことで
バドミントンのレベルアップだけでなく
コミュニケーション力がアップしていき
世界の色々な方とも仲良くなれるような、そんな大人に
なって言ったら大袈裟でしょうが
でも
TOTOSのバドミントンは
コミュニケーション重視。
10月も楽しく一生懸命に
メンバーの皆さまがバドミントンを取り組むことができるよう
サポートさせて頂きたいと思っております。
10月
30年度後半戦。
姿勢を正してスタートします!