4月。
藍島で海を眺めつつ昼食を。
ちなみに
土居お手製弁当ですw
それはさておき
新年度がスタートしました。
TOTOSは29年度からいくつかの新しい活動がスタートするのですが
その初陣をきったのが、この藍島バドミントン初心者コース。
月一藍島に渡航しバドミントン教室を開催していきます。
北九州市内の各地域には地域性があって、そこには伝統も文化も同じ北九州市内のことなのに色々あると思います。
自分はまだ藍島にたった4回しか行ったことないので大したこと言えませんが
このバドミントン教室が藍島の方々の日々の生活で何かしらの一助になればと思っております。
その他、車いすバドミントン体験教室・バドミントン用具収集活動、大人の部活【(仮称)クラブTOTOS】が今年度新規の事業となります。
用具収集では、大規模災害時の支援物資として予めストックしておきたいって思いと、児童養護施設へのバドミントン普及をしていきたいという思いと
そんな2つの普及活動が交差して生まれた活動でした。
今までのTOTOSは初心者コースを主軸に運営していき普及活動に取り組んでいきましたが、アカデミー事業やジュニアスポーツ体験等を経て、少しずつコアな方向でのバドミントン普及の道へと向かっていき出しました。
自分の理想は市内在住の方どなたでもTOTOSにお問合せを頂いた時に、その内容に応じたバドミントンができる場所があるようにしたい。
そのためにはTOTOSだからこそできる教室等を開催していくことが必要です。
何十年前かに【人間交差点】って漫画がありました。
たまに思います。
TOTOSって人間交差点だねって。
沢山の方がTOTOSから新たなバドミントンシーンに向かってスタートしていきます。
4月。
土居のバドミントンも新たな取り組みがスタートしていきました。
【大会成績】
4/9小倉南北区バドミントン大会
男子A級複:決勝トーナメント敗退
【練習実施日】
3/27 3/30 4/2 4/3 4/6 4/10 4/13 4/16 4/20 4/23
今月は高校生と試合をする機会が多く、とても楽しい練習ばかりでした。
木曜日TOTOSの練習メンバーが4月から新たに高校生メンバーが加わり毎週練習することになったこと。
4月2日にはインターハイ予選を控えた高校の練習試合に参加させてもらい強豪高校生と何試合もさせてもらったこと。
さらに9日の小倉南北区大会では高校生と熱い試合をさせてもらったり。
どの高校生もスピード感あふれる試合運びで圧倒されます。
2日の練習試合の時。
序盤、全くついていけず0対14ってスコアになった時にはさすがに苦笑いでしたw
そういえば去年沖縄に行ったとき、中学生女子と試合をしたのですがその時も同じく1対13ってスコアがありました。
あの時も、今回もこれだけ離されて思うのは
【1点も取れる気がしない】
【突破口はどこだろう】
この2点でした。
そうやって色々やってみたら、すこしずつ慣れていき掴めていくものがあるのです。
沖縄の時はあれから逆転勝ちでしたが、
練習試合の高校生は相当ハイレベルな選手で結局7点取しかとれずに負けました。
でも、だいぶんこの試合に気持ちが入り込んでいたのかラケットワークの感覚がとってもイイ感じにw
せっかくだからもう1ゲームお願いしました。
2ゲーム目は少しスピードをあわせてくれてる感があり試合当初から点差が開かない攻防が続き、結局途中で時間切れの打ち切りになり9対11のスコアでした。
負けはしましたがなんだかとっても楽しい試合で試合後も独り言を呟いてしまってましたw
なんて言うんですかね、試合って対戦相手とのコミュニケーションってのがありますよね。
話をしながら試合をするってわけじゃなく
ラリーを通して感じる対戦相手の考えというかなんというか、、、
そういうのを感じることができたときやそれに対応してラリーを応酬したりストロークを決めたり。
そんなときのバドミントンがとても楽しく感じます。
自分自身のストロークが打って決まるだけの単調な試合よりも
色々なラリーを繰り広げていって、積み重ねていってやっととれた1点、楽しいです。
そんな楽しさを味わうことができてその日の夜は大い飲み明かしましたw
高校生の方にはほんと感謝ですね。
そして勉強にもなり自分自身のラリーを改めて考えるきっかけになりました。
ザっと下のこんな感じです。
・前からのストロークでリズムの外し方を覚えました。
・自分が攻撃に転じることができる2つのポイントがあるってことがわかりました。
・ラケットが手の一部のように感じることができました。
柔よく剛を制すと柔道では言いますが
速い展開、すごいスマッシュに対応するために考えながらプレーした結果それなりに対応策があるものだと見出すことができたし
新たな自分を発見できました。
バドミントンの基本は前で上で高くなんて言って、自分は基本を忠実に守っていくタイプの男でしたが
基本はベースに置いておいても
いろいろやったっていいじゃない!
って考え方が変わっていきました。
バドミントンって色々な場面で思いますが
臨機応変力とでもいいましょうか
大切な気がします。
高校生とのバドミントンをはじめ4月の土居バドミントン
振り返ると新しい環境と発想で取り組むことができ
もっとレベルアップに励んでいきたいと思います。
【4月の大会等参加予定】
5/14嘉穂オープン(飯塚体育館)
A級単:土居
九州社会人以来のシングルス個人戦です。
矢野先生とのダブルス、トリプルスも楽しいけれど
やはりシングルスは土居の代名詞です。
7月の全日本実業団・8月の県社会人&市年齢別に向けてまずは弾みをつけたいところです。
話が少しそれますが
伝統や文化ってどのコミュニティにも知らず知らずのうちに存在します。
自分は他の指導者と違うものがあると自負できることは
一つのコミュニティ(例:部活とかチームとか)を毎日見ている通常タイプのバドミントン指導者とは異なり
TOTOSの各バドミントンコース16会場にはそれぞれ参加メンバーが異なり
いわば16コミュニティで指導に当たっていることです。
それゆえに、各会場のコミュニティ力というのを見ることができます。
そしてコミュニティ力が強いほど全体的にレベルアップしていく傾向にあります。
そんなコミュニティほど良い伝統や文化が受け継がれていきます。
全日本実業団、九州実業団、県実業団、全日本シニア、九州社会人、県社会人
TOTOSのメンバーで出場する大会や土居個人の大会
メンバー集めや費用、モチベーション等々考えると毎回出場に躊躇する気持ちも正直あります。
でも一旦立ち止まるとそこで今まで積み重ねてきた伝統が薄れます。
毎回どんなことがあってもエントリーし出場に向かっていくことで
全国大会を目指す伝統と練習に取り組む文化が生まれます。
そういった伝統と文化を根付かせることが
TOTOS全体のコミュニティ力に必要です。
先日、メンバーと会食をした席で話した内容なのですが
TOTOS北九州は実業団らしい王道のメンバー補強策よりも
既存選手やユースメンバーの育成、地元に根付いた選手の獲得を推進していき
バドミントン界の広島カープになりたいねって
それがひいては北九州の賑わいづくりのアシストに繋がるよねって
話をしました。
TOTOSメンバーが様々な大会で活躍できるすることをいつも夢見ております。
今月のブログは土居個人的なものだけでなくTOTOSへの思いも綴ってみた感じですね。
これから、もっともっと自分も楽しみながら沢山の方々のお役に立つ、お力になれる活動を務めていきます。