TOTOS土居のバドミントン一人旅4作目。
今回の目的地は、沖縄離島の中でも観光地化されておらず沖縄の原風景が今なお色濃く息づく島・渡名喜島。
渡名喜島の詳細はこちら→http://tonakijima.jp/
そんな渡名喜島でのバドミントンライフと
経由地・沖縄本島でのバドミントライフ
今回はこの2つの島で体験したバドミントンをブログにアップしていきます。
【渡名喜島編】
渡名喜村役場の地域おこし協力隊の方にアポイントをとって練習に参加させてもらいました。
練習日:毎週火曜日と木曜日
時間帯:19時~21時
体育館:渡名喜幼小中学校体育館
島唯一のバドミントン練習会場で毎回10名~多いときは20名弱位の方々が参加されるです。
土居は9日火曜日と11日木曜日の2日間参加させてもらいました。
初日はゲーム練習に参加させて頂きました。
参加したばっかりで写真の撮り方が控えめな感じですね笑
島の皆さんは健康づくりやストレス解消、コミュニケーション等を目的にバドミントンをされているような印象で
とっても楽しくバドミントンをしている姿が印象的でした。
しかし、専門の指導者や元々バドミントンをやっていた経験者が少ないようで、スキルアップに関して質問してみると【自分のバドミントンは課題がたくさんです笑】なんてことを言われる方もいらっしゃいました。
そんなことをお聞きしながら迎えた2日目の練習。
また同じようにゲーム練習に入るだけで一人旅の目的は果たせるのだろうか、、、そんなことを考えながら
思い立ち
皆さんが試合を楽しんでいる合間に
サーブが課題だと言われてた方にレクチャーをしていくと、だんだん流れが変わっていき
コート1面を使用させて頂きゲーム練習に入れない方々にTOTOS一般初心者コース方式で指導する機会を作ってくださいました。
皆さんが口々に【バックを教えてほしい】
と言われたことからバックハンドの基本ストロークから、それに絡めて構え方・握り方・フットワーク等もレクチャーしていきました。
説明や素振りをするだけでなくノック練習で実際に感覚を味わって頂きました。
短い時間でしたが
【できた!】って感覚をリアクションしてくれる方
【バックを教えてくれたおかげで】ご友人同士で話をされている方
そんな反応に
【いい仕事させてもらえた】
充実感を味わった渡名喜島でのバドミントン。
おかげさまでその夜は酒を飲む飲む笑
でも本当に
バドミントン一人旅の今後の展開
そしてTOTOSの事業について新たな局面を垣間見ることができた
渡名喜島でのバドミントンでした。
【沖縄本島編】
初日と最終日及び前日を本島で過ごしました。
本島では九州社会人で知り合った坂田さん(左)に旅をコーディネートして頂き沢山の経験を積むことができました。
坂田さんには頼りっぱなしでありがたいを通り越して申し訳ないくらい、色々とお世話になりました。
翌日から那覇で開催される中体連九州大会に出場する他県の中学生選手団の練習を見学。
試合の機会を頂き女子中学生とシングルスをしました。
勝つには勝ちました。
一時は【ラブゲームで負けるんじゃないだろうか・・】というくらいの猛攻でやられてしまってましたがよく立て直したと思います。
中学生の練習後には沖縄のレジェンドの方々とも練習させてもらいました。
沖縄のレジェンドは話をお聞きすると登場人物がたくさんです笑
今回出会った方はまだ、ほんの一部のみ。
そんな中で20代の頃、ずっと前から是非試合をしてみたかったレジェンドのお一人、藤岡さんとシングルスをさせてもらいました。
長いラリーが続く内容で点差は開きませんが追いつくけど追い越せない
13-14あたりから点差が徐々に開いていき
14-21で敗退しました。
敗退し、藤岡さんのプレーを改めて見ていくと
プレースタイルと
モチベーション
こんなシニア選手、かっこいい。
目標は藤岡さんと定まりました。
これからも九州大会等でお会いするときは、藤岡さんを要チェック!です笑
練習後は坂田さんに食事に誘っていただきました。
佐賀の山下さん
沖縄の大見謝さん
知る人ぞ知るレジェンドオブレジェンドみたいなお二人ですよね笑
TOTOS土居はお二人と同じくバドミントンを職業としていることに恐縮してしまいます。
お二人の様々なバドミントン観をお聞きしつつ、質問をしたり無謀にもTOTOSバドミントンを主張してみたりもして色々と勉強させてもらいました。
渡名喜島から帰ってきてからは坂田さんをさらに頼って練習に参加させてもらったり那覇市のバドミントン大会に参加させてもらったりしました。
大会では地域色を垣間見ることができて新鮮でした。
フェイスブックでもお伝えしましたがその他にも北九州の市民大会とは違う点が数多くあったので忘れないうちに記しておきます。
・選手の待機場所、荷物置き場はコートサイド
・試合のコールはない
・敗者審判制だけど一番最初の試合の審判はコートサイドに待機している人が空気を読んでやる
・試合コートは固定されており、スコアシートはあらかじめ試合コートのバインダーに試合順通りに準備されている
・シャトルメーカーはトマスカップ1番
・21点3ゲーム(だけど6点オールから開始)
・ファイナルゲームのチェンジエンドは14点の時(11点の時でも構わない)
・内地での九州大会や全国大会に出場する小中学生が渡航費用捻出に募金活動を行っている
試合の進行はTOTOSの初心者向け大会TOTOSグランプリと若干かぶるものがあり参考になった点も多くありました。
こうやって改めてブログで整理していくと、普段と違う地域・違う場所でバドミントン活動をすることで学びは多くありますね。
テレビネタですが
今年に入っての教育テレビ【噂の保護者会】ってトーク番組をよく見ています。
一般の保護者さんが出演し子育ての悩みなどを話す番組ですが
先日、ゲームっ子の息子を心配するお母さん
息子は将来
【ゲームを作る人になりたい】
と話していました。
そこでメーカーの方が出演したときに言った言葉が
【ゲームをやりつくしても新しいゲームは作るのが難しい、むしろ色々な実体験を経験していくことがゲーム作りに大切】
これに土居は共感するものがありました。
バドミントンの指導も
教科書や講習会も必要だけど
それ以上に実体験。
土居はこれからも地元での活動を基盤にしつつ
様々な地域でのバドミントン活動を通して
TOTOSができる可能性を広げていきたい
そう思いました。
次のブログでは観光編ということで
渡名喜島
沖縄本島
それぞれ土居がバドミントン以外での過ごした日々をお伝えします。
ぜひ引き続きお付き合いください。