TOTOS土居のバドミントン一人旅。昨年の与論島に続いて2回目の今年は東京竹芝桟橋から大型客船で約10時間。
東京都新島村の式根島にやってきました。
式根島、詳細はこちら⇒http://shikinejima.tokyo/
今回のバドミントンは8/11~8/16の6日間、式根島中学校が舞台になります。
学校は芝生がきれいでなんとなく南国風情の漂う校舎と体育館がいい感じです。
島の人口が約600人に対しバドミントン人口はお聞きしたところ10人チョイといった感じです。
そんな式根島での土居のバドミントン、中学生への指導が今回のメインとなります。
写真は中2の福本さん(左)と中1の石田さん(右)
福本さんは柔らかいラケットワークが特徴的なのに対し
石田さんはガンガン豪打で攻めるタイプ
二人とも個性があっておもしろいな、って思いました。
他にも中学生が数名いるみたいだけど、家業の手伝いや帰省などで参加できずに
一緒に練習したのはこちらの二人と小学生の藤井さん、そして顧問の篠田先生と下川先生。
火曜日の朝に到着してすぐに体育館に到着してさっそくシングルスを福本さんと石田さんとやりました。やりながら1週間で伝えられること、シングルスでの重要な箇所を考えていき
・基本6点のフットワーク
・早い展開で使うフットワーク
・ネット前の技術
この3つにポイントを絞り練習を作っていきました。
フットワークやステップ練習を中心に
ノックを出したり
筋トレを頑張ってもらったり
期間中は試合練習はほとんどせずにこんな練習ばっかりじみにやっていました。
あ、部活だけでなく、夜の練習【式根島バドミントンクラブ】にもお邪魔してゲーム練習をしました。
タイミングがつかめずに写真をとることはできませんでしたが
式根島にバドミントンを持ち込んだ創始者・梅田さん
観光ポスターのモデルをつとめる島の有名人・たかぎさん
お二人とシングルスゲームをすることができ、滞在中の貴重な練習時間となりました。
完全アウェーな状況でやるシングルスゲーム練習はかなりのプレッシャーを感じます。
いつもの練習場所でやる何倍も集中して取り組むことができました。
話は部活にもどり
休憩中には土居の得意の韓国語を使ったミニ講座を開きました。
自分の苗字を韓国語読みに訳したら?というのをホワイトボードに書いて覚えてもらいました。
ノックシャトルを整理する間に色々とプライベートの話を聞たりもしました。
どこにいっても中学生は中学生ですが【素潜りでウニを獲ってその場で食べる】という話を聞くと、式根島の中学生ならではの話で興味深いです。
滞在最終日の練習には、観光で来島していた御殿場ジュニアの小中学生兄弟が飛び入りで練習に加わってくれてのゲーム練習。
男子の速い球回しについて一生懸命ラリーをしている姿が印象的でした。
ダブルスゲームが終わった後の二人のやり取り、遠慮せずに言いあってプレーを反省していていました。
こんなの大切ですよね。
小学生の藤井さんは先輩の試合を見ながら審判。
不慣れな審判も頑張ってこなしながら試合を見て【すごーい!】を連発。
少々興奮気味で、私は試合を見つつ藤井さんの様子も見つつ笑
最終日は10時まで練習してそのまま港に行き10時25分の船に乗船です。
最後に記念撮影を撮ってもらいました。
右から下川先生・石田さん・福本さん・篠田先生・そして写真を恥ずかしがる藤井さん
式根島中バドミントン部は東京都大会個人戦で初戦突破することが目標だそうです。
そのためには島しょ地区以外の、予選を勝ち上がってきた小学生から本格的にやっている選手たちに立ち向かわなくてはならないそうです。
福本さんと石田さんは中学校から始めた分、時間的には遅れをとっていますが夢・目標を持ち続けて、そして叶えてほしいなと思います。
式根島から遥か遠い北九州で、
式根島の女子2人の夢と目標を
影ながら応援してます!
土居のバドミントン一人旅、詳細はこちら⇒https://www.totos.or.jp/koryu/