映画・寅さん風に言うならば式根島での旅のマドンナは篠田先生の娘さんお二人でした。
お二人とも気さくで礼儀正しくて、自分とは年齢差があるにもかかわらず二人のコミュニケーションスキルに驚くばかりです。
そして今回の旅を快く受け入れてくださった式根島中の篠田先生。
さらに、島の首領のハーボさん。
今回の主要な方々の言動や行動、お聞きした経歴などを振り返ってみて学ぶこと、たくさんです。
一人旅をしてみていいな、と思うことは地元の方を始め、初めて出会う方々とダイレクトに接することができることだと思います。
複数人旅の楽しみでは味わえない感覚です。
素敵な出会い、式根島に導いてくれたことは篠田先生が運んでくださった縁として感謝の気持ちでいっぱいです。
そういえば滞在中に
【なぜ式根島に?】
【バドミントンが職業の人は初めて見た】
と言われる機会が多かったです。
日本でも数少ないバドミントン指導者を職業として生きている自分、NPOとして生きている自分は、通常の活動以外に
バドミントンで広く社会貢献を!と考えることがありました。
でもバドミントンでは、どう考えても貧困の人を救うことや難病の人を助けることを直接できないこと
痛感しました。
でも反面、バドミントンというよりスポーツは人の心を活発にしてくれるものだと思います。
そこで考えたのがバドミントンで交流をしながら何かお役に立てたらという思いをもち人口の少ない地域や離島に映画寅さんのような旅をするというものでした。
また、お役に立てたらとの交流を通して
自分の指導スタイルやTOTOSの活動、さらにはコミュニケーションスキルを見直すきっかけとして自分を振り返るものとして自分自身のためにもなるもの。
今回の式根島での交流は指導メインで交流をさせて頂きました。
式根島での交流を通じ、この活動についての確信をもつことができました
だからこそ来年以降も
【なぜ福岡からここに来たの?】と言われるような所でも行って交流を通じ
バドミントンの楽しさ
競技の魅力、
を共有していき、たくさんのバドミントンプレーヤーの方々をはじめ地元の方々とも交流を深めていきたいと、そう思います。
寅さんみたいな旅がしたい、そう思って始めた一人旅は
バドミントンの交流や社会貢献、さらに自分を振り返るものとして
これからも続けていこう
そして人生を旅しよう
そう決意し
島をハイキングしながらとりとめもなく考えていた、そんな式根島でのヒト場面です。