7月1日10時からの監督会議に間に合わせるために始発6:21の新幹線で土居は単身京都に到着。
監督会議終了後の開会式。
選手は渋滞で遅れたため、土居は一人で開会式に参加です。
開会式は、今までの功績を讃える個人や団体の表彰。また日本バドミントン協会公式ソングを歌うアイドルが登場したりとかなり盛大です。
終了後は食事をとり、メンバーで練習です。
全国大会ならではで少し戸惑ったのが、
練習時間は各チーム予約制で先着順、30分のみ。
オーダー提出期限やオーダー用紙の記入方法など
いろいろときまりが多いことです。
初めての参加では遅れをとった部分が多かったです。
予選リーグ第1試合は東京都リーグ2部のNTTデータ戦です。
全日本実業団は2複3単の団体戦で
第1ダブルス・第2ダブルス・第1シングルス・第2シングルス・第3シングルス
の順番に行われ全て21点の3ゲームマッチです。
ダブルスに出場した選手はシングルスのみ重複して出場可能です。
TOTOSは最小の4人での出場なので必然的にほぼ一人がダブルスシングルスを兼ねて出場しなくてはいけません。
他のチームよりも負担は増えます。
初全国ということで、なかなか選手全員いつもとおりにできず、、、
と、思いきや
体育館内のエアコンのせいでシャトルが流れてしまい思うように打てないことがしばしば。
また、慣れないコートマットでの試合に滑ったりすることも。
土居は、動けず飛び込んでそのまま四つんばい(写真)
結局第1試合は手も足も出ずに敗退しました。
気持ちを切り替えて2日目。
第2試合は金沢市役所戦。チャレンジリーグにも出ている強豪チームです。
※チャレンジリーグ:JリーグのJ3に相当する国内リーグ
ラリーは繋がるにもかかわらず、なかなか決定打が生まれず攻め込まれ勝ちに恵まれません。
それでもエース楠根がTOTOS選手として全国初勝利を挙げる快挙。
チームは敗退しましたが楠根の勝利で【次こそは!】との思いが沸々と。
そして予選リーグ最終試合、IHI相馬戦。
この試合に勝ったチームが予選3位。負ければ最下位。
TOTOSとしては全国初勝利をつかみたい、そんな試合でした。
第1ダブルス。楠根木村組の攻撃力が冴え渡り見事勝利し1-0
木村の思い切りのいいプレーが目立ち始めました。
第2ダブルス。かこい土居組
今まで2試合とも接戦を落としてきただけにここで絶対に勝ちたいところでしたが1歩及ばず敗退し1-1
かこいの冷静な分析と試合運び光りましたが勝利まで結びつきませんでした。
第1シングルス、土居。ダブルス直後のシングルスです。
余談ですがオーダー提出する際に受付の人が【大胆なオーダーですね】と笑われた、連続試合の強行オーダー。
ここ一年近く、思うような試合ができずに悔しい試合がずっと続いてきましたが、ここでやっと自分らしいシングルスができて勝利し2-1
あとひとつ勝てばTOTOSチームの全国初勝利です。
第2シングルス、木村。対戦チームのエースとの対決です。
木村、ダブルスでの勝利で勢いづいていましたが、相手エースの強力なバックショットに圧倒され健闘実らず敗退し2-2
第3シングルス、楠根。
TOTOSはエースで締めくくりです。
1ゲーム目、圧倒的大差で勝利し、チーム初勝利が見えてきました。
しかし2ゲーム目。
相手選手が中盤から勢いづいてきて、1点差の展開が続いていきます。
そしてついに20-20、デュースです。
しかし、あと2点届かず負けファイナルゲームにもつれこみました。
ファイナル。
相手の勢いは止まりません。
逆に楠根は今までの頑張りで体力が奪われてました。
12-19
ここから底力を見せて
17-20
可能性をつなげましたが最後は楠根のミスショットで敗退しました。
結果、予選リーグ全敗で終わりました。
選手はみんな頑張りました。
今回は主力のメンバーが仕事で出場できず4人ギリギリのなかできつい部分もありましたが
それぞれが協力し合い
思いを共有し
無事に全日程を終えることができました。
夜は鴨川沿いの京都、夏の風物詩の川床で食事。
選手は夜な夜な鴨川で座り込み色々と語り合っていました。
3日目。決勝トーナメントが始まりました。
TOTOS選手は有名選手の試合を見に体育館へ。
土居は、NPO法人実業団の先駆者であるトリッキーパンダースの運営するバドミントン専用体育館を見に行きました。
あいにく休業日で室内は見学できませんでしたが
いつかTOTOSも、、、という想いを再確認することができました。
また来年も全日本に行きたいですね。
今回感じたことなどは、次のブログでご紹介します!