5月6日昼。
ソウルから1時間くらいかけてやってきたのは土居の留学時代に過ごした都市、水原市。
ここでは留学時代に出会った友人たちにあう目的でやってきました。
ウォンイル中学校コーチ・チョハンソン
テジャン小学校コーチのチョン・ヘジン(左)&イ・ウヌ(右)
3人とも韓国体育会に所属している職業・バドミントンコーチで、いわば土居と同業者。
ヘジンとウヌは写真のとおり、綺麗どころで優しそうですが
土居は小中学生とシングルスを3試合させてもらいましたが、この3コーチから
「ドイ、ミスガタクサン!!」
と留学時代と変わらないアドバイスを頂きました笑
ここ水原市では毎週水曜日(この日)は小学生~実業団までの主要選手が集まり合同練習を行っているとのことでした。
世代の垣根を越えて試合をしたり指導者同士が情報交換をし合ったりする場になっているようです。
この仕組みはTOTOSでもアリだな、と新しい練習の取り組みの発想が生まれました!
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試合練習が中心ということもあって試合に入れない選手たちは自主的にトレーニングに励みます。
種目は日本でもおなじみの縄跳びや体幹トレーニングでした。
練習後はせっかくなのでと友人、チョハンソンと14年ぶりのセンドラを11点マッチ!
本人たちの名誉のために記載すると、ハンソンは今ではとてもふくよかな体をしてますが、当時は世界ジュニア代表選手としても活躍しており、日本の某超有名選手にも勝利しています。現在は指導者としても韓国ジュニア代表コーチの一人です。
昔に比べると少しはラリーができるようになりましたが、結果は5対11で完敗でした笑
さて、
ここに来た目的は、友人たちが韓国式の基本技術をどのように指導しているのかを知るためでした。
訪れた日がゲーム練習メインだったため結果的に土居のシングルス練習をしただけに終わり、なかなかそれを探ることは難しかったですが
ウォーっミングアップ時や試合練習の最中にアドバイスを出しているのを聞きながら
「なるほどっ」
と思うこともちらほら。
あ、土居のシングルスを通してミスが沢山以外にもアドバイスを色々と貰ったことも今後のTOTOSに生かしていけそうです。
今回の滞在で一番印象的だった、チョンへジンコーチの一言
【投資】
です。
小学生選手たちはスポーツテストに合格した選手のみが所属しています。
小学生たちはエリート選手という位置づけになり、学校(国)・家族・指導者が選手に投資しているとチョンコーチは言います。
だから選手は勉強よりもバドミントンを最優先に生活をしています。
そして将来、投資した成果が指導者や家族、国家に訪れるということです。
いいかえれば、投資しようのない選手はチームに所属していないということにもなります。
土居は、普及を主軸にバドミントン指導を行い地域に貢献していくことが目的ならば
この3人は強化を目的にバドミントン指導を行い国家に貢献していく
同じ指導者を職業にしていてもこのような考え方の違いは興味深いです。
最後にTOTOS韓国の新規事業の一つ
【シャトル自販機】
が体育館にありました。
あ、これはTOTOSのものではありませんでしたが笑
人気がある体育館では1ヶ月に200ダースほどの売上げが出るらしいです。
日本にはまだありませんかね?こういうの。
どなたかビジネス的に興味のある方はご一報を^^